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異色のサッカーマンガ「GIANT KILLING」ジャイアントキリングが面白い!

昔からマンガ大好きですが、スポーツものってほぼ読まないんです。読んでも自分で買ったりなんてほぼしないんです。そんな私がわざわざ買ったサッカーマンガがこちら、ジャイアントキリング

まずグッと引き込まれたのが、サッカーでよくあるスーパープレイヤーが主人公なのではなく、なんと・・監督にスポットが当たっているんです。つまり、選手だけでなくどうやって相手と戦うか?という戦術がメインのお話。これが新しくて、また面白い!!
多少は私もサッカー観ますが、ほとんど知識ゼロ。そんな私でも単行本を集めてしまうぐらい、魅力的なマンガなのです!!

 

最新刊56巻が大人気!!嵐を呼ぶ男、達海監督が主人公のサッカーマンガ「ジャイアントキリング」がサッカー好きでない人にも面白い理由

2020年9月23日に最新刊の56巻が発売され、売れ行き好調な「ジャイアントキリング」。私も既に20巻以上出ている時から集め始めたのですがなんと・・もう56巻!!すっかりロングセラーです。内容はサッカー好きにも満足いく本格的サッカーマンガですが、チームとしての戦略やチームを支えるバックボーンなども丁寧に描かれているので、仕事に悩む社会人などにも刺さるんですよ・・。
組織と、それを支えるピースとしての個人がクローズアップされるので、ただのサッカーマンガというだけでなく全ての人に勇気を与えてくれるメッセージが感じられます。なので、読む人によって感じる部分が色々なのではないでしょうか。私は、サッカーの内容も面白いし達海監督の考え方にも刺激を受けています!

あらすじ

プロリーグで万年最下位の弱小チーム、イースト・トーキョー・ユナイテッド。不振にあえぐチームに、新しい監督がやってくる。達海猛35歳、かってそのチームを優勝に導いた立役者でもあった。現役時代から人を食った様なプレーが持ち味だった達海、一体どんなチームを作るのか!?

このマンガで初めて知った単語、たくさんありますが、まず何と言っても"ジャイアントキリング"!弱いものが強いものを倒す・・つまり大番狂わせという意味。
その通り、弱小チームが格上を破り躍進を遂げるストーリーなのですが、それを可能にするのは・・そう、戦術なんです!サッカーに詳しくないので、サッカーにおいてこんなに戦術が大事なのも初めて知りました。チームで戦うので、当たり前と言われたらそうなんですが。

もちろん魅力的なキャラクターもたくさん登場します。なんといってもチーム躍進の原動力となる椿。若く才能にあふれていますがメンタルが弱く今まで注目される事はありませんでした。そんな彼がドンドン成長していく様がチームの成長と相まってなかなか感動的なんですよ・・。
行動の読めないとぼけた達海ももちろんのこと、それぞれ選手たちが掘り下げられるのも良いのですが・・このマンガの何が良いってちゃんと裏方で働く運営さんにもスポットを当てていること。そして選手とチームを支えるサポーター側もけっこう頻繁に登場します。
こういった細やかな、しかし地味な部分にも大切な役割を与える事でより一層この世界観に厚みが増して親近感が湧くんです! 


もちろん、試合部分は盛り上がるんですけど、たくさんの力によってチームが支えられている・・という部分を丁寧に伝える事は、選手たちが力を合わせ戦術を駆使して格上を倒していく、というこのマンガに流れている大切なメッセージじゃないか・・と思うのです。
そんな部分がこのサッカー好きではない私も引き付けてやまないのです!!

アニメにもなって人気を博したこのマンガ、現在56巻まで発売されています。なかなか一気に読める量ではないので手が出にくいかもですが、試合部分などは先の展開が気になりすぎて一息に読んでしまうので、時間がある時にまとめて読むのをおすすめ!!
新刊が出たら私も結局さかのぼって時間を忘れて読み返してしまいます(笑)
戦術がメイン・・と聞くと派手さはないようですが、私もこんなにハマってビックリしました!サッカー好きな人も、そうではない私のような人も熱狂させる、素晴らしい作品です!絵も女性好みしそうな雰囲気なのでもちろん女性にもおススメ!!

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